今年も国府宮神社儺追殿で４月２２日、２３日の２日間、郷土盆栽展がありました。

今回も２日間、会場準備から搬出まで関わらせていただきました。

かえで

長寿梅

黒松

山もみじ

黒松

五葉松

けやき

馬の鈴草

砂苔

真柏

ガジュマル

やまこうばし

プロの作品から愛好家さん、自分たちの会の先輩、仲間の作品など迫力ある作品から爽やかでお洒落な作品まで集まりました。

自分の作品　黒松

この黒松は前の持ち主が亡くなられて、手入れが出来ないということでご縁があって、うちに来ました。

枝抜き、針金かけ、整姿をして仕上げました。

優等生の樹ではありませんが、肌も古く変わり樹で個性があってこれはこれで面白いかなと思います。

少なくとも５０年以上は鉢の中で毎日水をもらってきた樹を枯らしてしまわずに、こんなすばらしい場所でたくさんの人に観てもらい、この樹を次につないでいくことができて、

大事に長年育ててきた前の持ち主にも喜んでいただけたと思います。
　

　
　
毎回出展する時は、高価な樹ではなくてもこれだけは負けたくないというか、妥協したくない自分のこだわりを持って出展しています。

　
ここのところ自分の中で気の焦りやもやもやしていることがあったので、落ち着いてゆっくり考えてみました。

なりたい自分があって、あれもしたい、これもしたい、こうなりたいと気持ちばかりが焦っているけど、
　

今の自分は、家族、関わる人たち、仕事、まわりの環境、すべてがどん底だった時の自分と比べて、すごく幸せだと。

今、あたりまえに毎日好きなことをやって生かされていることにもっと感謝しないといけないと。

　
　
今の自分は十分すぎるほど幸せだと。
　
　

気持ちだけ焦ってもしょうがない。

目標に向かって毎日コツコツと続けていくことの積み重ねが一番大事だということを忘れないように、明日からまた楽しんで頑張ります。