芽接ぎ
2月も終わり。日曜日の寒さから急に暖かくなりました。
最近の仕事は、伐採、高木の切り下げ、数年ぶりの剪定、新規のお客様、友人のお宅、ご近所などありがたく仕事をさせていただいております。
友人のお宅のケヤキの剪定。お隣さんも紹介していただきました。
最近の盆栽の作業。
芽接ぎに挑戦してみました。知識はあってもやってみるのは初めて。
芽接ぎとは間延びして枝がない所や、欲しい所に芽を接いで枝を作ることで、その他に葉性のよくない樹に葉性のいい芽を接いで、すべての葉を接ぎ替える「衣替え」があります。
葉性があまりよくない真柏を衣替えします。
葉性のいい接ぎ穂を用意します。
接ぎ穂に伸縮しやすい接ぎ木用テープを引っ張って伸ばしてから、葉の部分に巻きます。
よく切れるナイフでくさび形に切ります。
どこに接ぐかを決めて、差し込むための切り込みをノミで入れます。
台と接ぎ穂の形成層がしっかり合うように差し込んでテープで縛ります。
いろんなやり方があるので、湿らせた水苔を入れてビニール袋を被せるやり方でもやってみます。
間延びした五葉松には自分の樹の枝から取った接ぎ穂を、枝の欲しい所に接ぎます。
穂が動くと活着率が下がるので、とりあえず5月ぐらいまで風の当たらない場所で管理します。
活着した後に元の葉の枝をすべて切り離したら、葉性のいい真柏に衣替え完了です。
さあ成功するでしょうか?楽しみです。
今年は他にも挑戦してみたいことがあります。
今までやろうとは思ってもなかなか実行できなかったこと。
何事もやってみないと始まりません。